WinActor 便利なライブラリ

こんにちは。開発エンジニアのFです。
本日はWinActorの便利なライブラリを紹介します!

下記のような社員一覧ファイルから、1行ずつセルの値を取得し、別システムなどに登録する場合・・・
「Excel操作(行の読み取り)」ライブラリを使うと簡単に値を取得することができます!

ライブラリ格納場所:NTTAT → 18_Excel関連 → 03_行列操作

 【社員一覧ファイル】

「Excel操作(行の読み取り)」では、指定した行のA列~E列の値を取得することができます。

では、実際に使用するとどのようなシナリオになるでしょうか・・・
社員一覧ファイルの値を1行ずつ取得し、取得した値を人事システムに登録する業務を例とします。

【変数一覧】
事前準備として、初期値にファイル名と、使用するファイルの開始行を設定します。

【シナリオイメージ】

各ライブラリの説明をします。

1.Excel操作(最終行取得 その4)
社員一覧ファイルの最終行を取得します。
ここで取得した最終行が繰り返し回数になります。

2.繰り返しグループ
社員一覧ファイルの開始行(2行目)から、最終行まで繰り返すように設定します。

3.Excel操作(行の読み取り)
「行(自動カウントアップ)」に、読み込む行を指定します。
読み取りが終了すると自動的にカウントアップするので、行をカウントアップする処理など必要ありません。

4.人事システムに登録

取得した値を人事システムに登録します。

「Excel操作(行の読み取り)」を使わずに、値を取得しようとすると、「Excel操作(値の取得2)」を
セルの数だけ準備し、処理行をカウントアップする処理が必要になるかと思います。
場合にもよりますが、使用するライブラリを少なくすることで、メンテナンスが楽になります。

「Excel操作(行の読み取り)」は、1行ずつ読み取りますが、1列ずつ読み取る「Excel操作(列の読み取り)」もあります。
使用するファイルに合わせて、使用するライブラリを選んでください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

以上です。