RPAを学ぶ側の声 -「よくわからない」から自力開発できるまで
皆さんこんにちは!開発エンジニアのYOです。
皆様如何お過ごしでしょうか。
西日本側は早くも梅雨入りとなり、インドア派の私は
このご時世でさらに外出頻度が減ってしまいそうです。
しかし、たまには外に出てしっかり陽の光を浴びましょう!
様々な現場の声
さて、RPA導入の方法として、自社の社員が中心となって開発を進めるケースがよくあります。
またその場合、事前に社内研修を実施されることも多く見受けられます。
私自身、何度も研修講師として携わってきているのですが
今回はその中で1つ印象に残ったことについてお話をしたいと思います。
研修後は「うーん、よくわからない。。。」で終了
RPAの謳い文句に「RPAには誰でも使える」というのがありますが、
そのため開発経験が無い方が触れることも多いのがRPAだと言えます。
これまで私が関わった研修で、一人の受講者様に
表題のようなご意見をいただいたことがありました。
私が担当する研修では最大20名以上の受講者様に実施することがあります。(お一人の時もあります。)
ですが、受講者される皆様はご経験も様々、さらに研修は時間的な制約もあり、
すべての方に合った内容で実施することは正直難しい部分ではあります。
このため、研修が終わってすぐにご自分でロボットをいくつか作ってしまう方もいれば、
なかなか1つ目のロボットが作れない方もいらっしゃいます。
こちらのお客様では研修後は受講者様が各々の部署で開発担当となることになっていたのですが、
当時15名ほどの研修を終え、先の受講者様はご不安な様子でした。
開発スタート
RPA開発がスタートし、私も継続して開発担当者となった皆様のサポートさせていただくことになりました。
もちろん先の受講者様も開発担当者として活動されるようになり、
今度は直接一つ一つのご不明点を伺いながら、1週間、2週間と実際に触れていただきました。
その結果、どうなったでしょうか。
なんと、一ヶ月後にはいくつかのロボットをお一人で開発されるまでになっていました。
様々な開発のポイントを学ぶことにも積極的になっており
今では私が即答できないようなご質問を頂戴することもあります。
一体何がそのお客様をここまでにしたのでしょう。
その後のご意見
そのお客様とのやり取りの中で、いただいたお言葉を挙げてみたいと思います。
「最初はすごく大変だと思ったけど、実際やってみるとなんとかなるもんだね」
「ロボットが実際に動くと嬉しいね!」
「今まで朝5時前に出社して実施しなければならなかった作業が、定時に出社した時にはもう終わってからすごく助かる!」
このようなご意見をいただき、嬉しい思いとともに、
やはりRPAは実際に触れる時間を多くすることが習得への一番の早道だと感じました。
また実際にご自分の力で作成したロボットが動くと、作ること自体が楽しくなってきますし、
その結果ご自分の負担が減ったことが実感できれば、また次へ、という気持ちも出てきます。
このように、継続することで良いサイクルが回り始めるのだと思います。
※もちろんその一歩は研修などで基礎的な知識と技術を習得することです。
■これから始める皆様へ
これから始める方々は不安も多くあると思います。
実際、初めて見るRPAの開発画面は難しさを感じる部分があるかもしれません。
しかし、先のお客様のように継続して触れていただくことで、
必ずご自分の力でロボットは作れるようになります。諦めず進めていきましょう!
最近ではネット上にも企業、個人問わず様々なナレッジの共有サイトもありますが、
KYOSOPRAS+ではRPAの導入支援、運用保守だけでなく、将来的な社内のRPA定着化に向けた教育や研修まで
トータルにサポートさせていただいております。
もしご不安やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。