【RPA】自分の業務を自動化することのすすめ

こんにちは、営業・開発エンジニアの鈴木です。
今回は、「自分の業務を自動化することのすすめ」というテーマにしました。

当然といえば当然なのですが、自身の端末で行なう業務を自動化・効率化を図ることと
お客様・あるいは自社の業務を自動化することは非常に似ています。

というのも、少し前になりますが自身の業務をRPAで自動化したことがあります。

普段お客様へのRPAセールス・RPAロボット開発・AI-OCR帳票読込と
いったことを中心に業務をしていますが、状況によっては見積・契約処理などの
対応をすることも少なくなく、稀にほぼ全ての業務が同じ時期に発生する
なんて時もあります。

繁忙期なんかは簡単に一部のタスクが頭からすっ飛んでしまう状況であり、
いざというときの為に1つ1つの業務を少しでも効率よく業務を進められるように
しておけば困ることもなくなりますので、(いまさら感はありましたが・・・)業務の合間に
時間を作って少しずつRPA化を進めてみるか、と自動化に取り掛かりました。

ターゲットとしては、見積・契約関連書類の作成と関連業務としました。

期間・内容・金額など、契約ごとに異なりはしますが、基本的に処理をする流れは同じで、
月に複数回発生することもありいわゆるルーチンワークになりますので、自動化に最適だった為です。

次に一連の処理を洗い出し、業務の全体像の再確認を行ない、
また、業務の合間に少しずつ対応することから、確実に効果が出そうな部分のみ
自動化を行なうこととし業務の合間に設計・開発を進め、業務に導入してみました。

結果として、工数削減、基本的にミス・手戻りなし、ストレス低減といったRPA導入の効果
そのものが出てくれました。

作成したロボット達は今でも自身の業務の効率化に一役買ってくれています。

そして対応したことを振り返ると、お客様へのRPA導入、ロボット開発の
流れとほぼほぼ同じこと
をやっているんですね。

お客様・自社業務へのRPA導入も、自身の業務へのRPA導入も、目的としては業務を自動化により
DX化を推進することは共通しています。

自身の業務の場合は、そもそも業務の流れ・内容が理解できており加えてRPAについても普段から
操作もしていることから、お客様へのRPA導入におけるRPA選定・業務ヒアリングといったことは
割愛しておりますが、それ以外の業務選定・処理の洗い出し・業務全体像の把握・自動化対象部分の
切り分け
といった点は概ね対応することは変わりません。

ということで、自身の端末で行なう業務を自動化・効率化を図ることは、お客様・あるいは
自社の業務にRPAを導入して行なう業務の自動化プロジェクトの縮図のようなものと考えています。

RPA導入を行なっている、あるいは推進を担当しているといった方、もしかしたら
忙しい中でも自身の業務を少しずつ自動化することで、対応にあたってのヒントになるかもしれません。

少しでも参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。