RPA導入時に考えておくこと

こんにちは。開発エンジニアのFです。

日本人の人口が昨年より80万人減り、全都道府県で人口が減少したニュースを目にしました。
これから人口減少、少子高齢化による人手不足が進み、業務の効率化が急がれるのではないでしょうか。

そこで、RPAを導入する企業もますます増えてくると思います。
本ブログでは、ロボット作成、運用面で困らないために事前に考慮しておく必要があることについてご紹介します。

RPAを導入することによって、定型業務や日々の繰り返し業務などをRPAロボットで自動実行させることができます。
ロボットは休むことなく毎日24時間365日動かすことができ、人間によるエラーを回避し、正確性を確保することもできます。

RPA導入→ルーティンワークをロボット化して運用・・・初めの間はうまくいくかもしれないのですが、だんだん困りごとが出てきます。

例えば

・毎日動いているロボット何をしているか分からない、担当者も異動していていない
・ロボットの修正が必要だが、前任者が異動していて修正方法が分からない
・端末を変えるとロボットが動かない
・ロボットを実行しないと必要な情報を取り出すことができない

などが考えられます。

これらのことを起こさないために
ロボットが業務を担ってくれていても、異動などで担当者が変わる場合は引継ぎが必要です。

引継ぎの際にはロボットの内容だけでなく、RPAの基礎知識、RPAツールの使用方法、ロボット作成の考え方などを引き継ぐ必要があります。
また、端末が変わると動かないといったようなことを起こさないために、RPA導入前にしっかりとした管理体制を築く必要があります。

ほかにもロボットを実行しないと必要なデータを取り出せないといったことを起こさないために、
ロボットが実行できないときの作業手順などを準備します。

RPAを導入することで簡単に業務を自動化することができますが、準備と体制作りが必要です。
今回はRPA導入時に考えておかないといけないことの一部をご紹介しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。