RPAロボットの開発におけるショートカットキーのメリット

こんにちは。営業の鈴木です。

突然ですが、業務でPCを使用される際に、どれくらいショートカットキーを活用されていますか?

言うまでもなく、ショートカットキーはマウスでクリックして操作する代わりに使用し 
キータッチのみでの操作にする事で、作業の効率化につながります。

今回はRPA導入・ロボット開発の際に気づいたショートカットキーとの関連を記載したいと思います。

日常業務でのショートカットキー

お恥ずかしいですが私は正直、コピー・切り取り&ペースト、1つ前の動作に戻す、
上書き保存等の基本的な事のみで、他はあまり作業の中で意識して使おうという事はなく、
たまに調べて「あ、こういうショートカットがあるんだ。。」と一時的に使う事があるくらいでした。

まあ、ショートカットキーを知らずとも、普段の業務においてはメニューバーをクリックしたり、
右クリックしたりして必要な処理を選択する事はできます。
業務が止まってしまう事はありませんし、ましてや特別大幅に時間が掛かって業務で支障が出る、
なんて事もありませんので、大きく困る事も無いのではないかと思います。

ただ、最近ショートカットキーを知っていて使いこなせた方が断然いい!と思える事があります。

PC上での操作の自動化をショートカットキーで行なう場合に
・ロボット稼働において、スムーズに動作する
という利点がある為になります。

ロボット開発とショートカットキー

RPAでロボット化する際に、ショートカットキー操作が必要となるのは、
具体的には画面上でのオブジェクトの要素・画像の認識に関する点となり、

 ①マウスによるクリック操作が難しい場合
 ②マウスによるクリック操作ができるが、ロボット動作が上手くいかない場合

といった事象があるのですが、主にWebシステムでの自動化の為の操作をする際、起こる事があります。

①は、そもそもマウスによる操作が難しい為、基本的にはショートカットキーでの操作を検討しなくてはなりません(※別な手段もあります)。

②は、マウスでの操作で処理を自動化できても、肝心のロボット動作の際に上手く動いてくれない、
といった事につながる為、ショートカットキーでの操作にした方がいい、という事になります。

というのも、処理をマウス操作のみで自動化しようとした場合、
メニューバーをクリックして、対象となるメニューをクリックして、ボタンをクリックして、また違うアイコンをダブルクリックして……
といった処理が続いてしまいます。

すると、ロボットが自動化した一連の操作を行なおうとすると、
その時のPCのCPU・メモリの状況等により画面上のオブジェクトを認識できなかったり
上手くボタンが押せなかったりと、どうしてもロボットの動作が不安定となってしまうのです。

また、ロボット開発の際に上記のケースが発生し、しかも自分がその処理のショートカットを知らない場合、
調べながらロボット処理を作っていかなくてはなりません。

そうなると開発の際に調査の為の時間が掛かってしまう事になり、作業効率が上がらない、
集中力が続かない、といった影響もあるかと思います。

 

ショートカットキーは知っておいた方がいい

ロボット開発を行なうのも、期限が決まっている事もあり、時間がどうしても限られてしまう為、
結果としてショートカットキー操作をより知っている事で、ロボット開発の効率化につながる事に
なると考えています。

その為にも普段ロボット開発以外でPC作業をする際にも、意識してショートカットキーを使用する、
といった通常作業の工夫1つでロボット開発が少し楽になるかもしれません。

ご参考にしていただければ幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます