RPAって実際どんなことがでできるのか②
こんにちは。開発エンジニアのSUです。
暑さが日に日に増す今日この頃、みなさま体調など崩されていないでしょうか。
本日は前回担当時の続きとしてRPAでの改善事例をご紹介したいと思います。
~前回はこちら~
https://kyosopras.biz/blog/399/
開発事例③ IR広報資料作成
IR関連資料の作成は企業にとって重要なイベントです。
過密な納期の中、様々な部署から集まった膨大な数値を計算する大変腰の折れる作業となります。
さらに、些細なミスも許されず、高い正確性が求められます。
このような業務もRPA化はとても向いています。
数値の計算にあたっては、Web読取を加えることで最新の為替レートを取得したり、
単位の揃えなども柔軟に対応することが可能です。
また、よくあるのが完成間近で資料に誤りがあったり、数値が変更となった場合です。
RPA化していれば再実行するだけで資料が作成されるため、影響は最小限に抑えられます。
私が担当したお客様では何重にも目検でチェックする体制を組んでいたため、
RPA化による削減工数は大変多くなりました。
開発事例④ メールの自動送信
人事評価や試験結果など大勢にそれぞれ異なる内容のメールを送信する作業は多くの企業で行われています。
こちらの作業も宛先間違いによるリスクは大きく、細心の注意を払って実施する必要があります。
RPAではメールの自動送信(下書き作成)も可能です。
アドレスや送信したい内容をExcel等でテーブル化しておくことで、
ロボットがテーブルを読み取り、高速かつ正確にメール送信を行います。
OutLookやGmailなど主要なメールシステムは全て対応可能となり、
任意のファイルを添付することも問題ありません。
私が担当したお客様では、メールの宛先(外部/内部)によって送信するのか、
下書きで保存するかも使い分けを行っていました。
比較的少ない開発工数で大きな改善効果を生み出した事例となります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
単純作業は社員のストレスにも繋がりやすく、工数以外の改善効果も期待できます。
ぜひ、社内業務を見直し、自動化をご検討してみてください。
上記事例に該当する業務がある場合は、是非「KYOSO PRAS+」にお問い合わせください。
また、上記事例はあくまで一例となりますので、事例とは異なる場合でもお気軽にご相談ください。