RPAロボットを選ぶ際のポイント
ブログをご覧いただきありがとうございます。
開発エンジニアの駒井です。
段々と暖かくなってきて春が近づいてきました。
私事ですが、花粉症持ちなのでこの時期は辛いです。花粉症持ちのかた、お気を付けてください。
また、新型コロナウイルスの影響で生活様式も変わってきていますので、
体調等お気をつけてお過ごしください。
では、本題に参りましょう!
RPAを導入する際に、色々悩むことは多いのではないでしょうか。
・自社に合ったRPAツールはどれなのか。
・そもそも自社の業務で自動化できるものはあるのか
など、どうしていいかわからないようなことがあると思います。
私が新卒で入社して1年で触れてみた感想も含めて、どういう風に選ぶべきかを話しますので少しでも参考にしていただければ幸いです。
RPAの種類
まず私が触れたロボットツールは「BizRobo!」と「UiPath」の2種類です。
この2つはお互いにそれぞれの特徴があります。
<それぞれの特徴>
まず、「BizRobo!」は日本のRPAテクノロジーズ社が提供しているもので、一方の「UiPath」は世界的にも有名なRPAツールです。
これらは「サーバー型」と「デスクトップ型」といわれる2つに分類されます。
BizRobo! ⇒ サーバー型
UiPath ⇒ デスクトップ型
簡単に2つの特徴を紹介します。
サーバー型
サーバー内で働くロボットによる業務管理と、作業の自動化が実現できる点です。
そのため、膨大なデータやルールの一括管理ができる点も、サーバー型RPAの大きな特徴といえます。
また、サーバー型なのでロボットの一括管理が簡単、セキュリティが強い、
サーバー内で膨大なロボットを作成して稼働が可能なため全社的にRPAが導入しやすいといった特徴もあります。
デスクトップ型
デスクトップ型RPAはパソコンにインストールする形となるため、そのパソコン内で完結するような個別作業の自動化に適したRPAです。
また、「初めはRPAを大規模で導入するのは不安」といったこともあるとは思いますが、
デスクトップ型はスモールスタートがしやすく組織的な管理体制が必要なくなるので
社員1人1人で管理が行えるので管理が楽といった特徴があります。
自社のニーズに応じたRPAロボットの選び方
上記を踏まえて、それぞれのニーズに推奨するロボットをまとめました。
①自社内で自由にカスタマイズしたい場合:サーバー型
自社サーバー内でロボットを稼働させることができるため、専門知識がある社員がいる場合は、自由にカスタマイズすることが可能です
②社内限定のシステムやデータが対象の場合:デスクトップ型
RPAを使用して自動化したい作業が社内限定のものであれば、デスクトップ型が向いています。
③全社効率的に横断したい場合は:サーバー型
RPAによる自動化を全社で行いたい場合はサーバー型がおすすめです。扱えるデータ量やロボットの製作数も多いためです。
④非エンジニアの社員が運用する場合:デスクトップ型
非エンジニアがRPAを導入・運用する場合には、デスクトップ型やクラウド型のRPAが向いています。
どちらもユーザー主導で導入や運用がしやすく、既存の業務システムに影響しない形で作業の自動化が行いやすいためです。
⑤機密性の高い情報を扱う場合:サーバー型もしくはデスクトップ型
やはりセキュリティ面が堅牢なサーバー型RPAを利用するか、デスクトップ型でも専用PCを用意するのがおすすめです。
導入にあたって検討するポイント
RPAを導入する際の検討ポイントとして、
①RPAを導入する目的
・自動化したい業務
・利用範囲(全社、部署、個人)
②効果の明確化
・削減される工数はどれぐらいなのか
を検討する必要があります。
業務を自動化することで、本来の業務に専念することが可能です。
ぜひみなさんもRPAで業務を改善してみてはいかがでしょうか。
最後に
「KYOSO PRAS+」では製造業での自動化に特化しています。
・約50年という長い期間で蓄積されたものをもとにお客様の課題をRPAで解決します!
・製造業本来の業務に集中できるよう、RPAで解決します!
ぜひ皆様も会社の業務をRPAで解決してみてはいかがでしょうか。