BizRobo!(ManagementConsole)の動作が遅く感じられる場合の原因と対処について 快適な利用環境で作業効率を向上

こんにちは

私は普段BizRobo!のインフラ構築等を行っています。

皆様普段の業務やプライベートで利用されているパソコンの動作が遅くなったり、
そのまま固まってしまうという経験があるかと思います。

BizRobo!のManagementConsoleサーバーでも例外ではありません。

新規構築当初はロボット等何もない状態なので快適に動作しますが、使用期間が長くなるとともに
開発されたロボットやスケジュール等が多くなって行くと徐々に動作が遅くなっていきます。

実際に運用されているもので初期構築からしばらく経ってから、別の設定変更等でサーバーを見せていただいたときに
動作が遅くなっている場合が多くあり、その場で可能であれば後述の対処を実施し動作が快適になったと言っていただけることが多いです。

これは新規構築時から比べて扱うデータが多くなっているので当然起きることだと思います。

これに対して、ハードウェアのリソースを増やしてもすぐには解決できません。

なぜならばアプリケーション毎に利用できるリソースの上限が決められているため、その設定を変更しなければ
全体のリソースが増えたとしてもアプリケーションが使う分はそのままのため状況は変わらないということになってしまいます。

そのため、ManagementConsoleの動作が遅くなった場合の対処として
まず、それぞれアプリケーションが使えるリソースの量を増やす。

(初期構築時では余裕がある設定にしている可能性が高い、ハードウェアのリソース増強をする場合
費用がかかるため可能であればこちらを先に実施)

それでもダメな場合はハードウェアを増強した上でアプリケーション側の設定を変更する。
これで大体ManagementConsoleの遅くなった動作は改善すると思います。

※設定ファイル変更を実施した際、アプリケーションが動作しなくなる場合があるので注意
 メーカーや専門の方に相談した方が間違いないです。

BizRobo!を利用し始めてから長くなった方が多くなりそろそろこのようなメンテナンスが
必要となっている所もよく見かけます。

ManagementConsoleの動作が遅いと利用者の作業に時間はかかり、ストレスはたまり、
思っていたところと違う所をカーソルで選択してしまうなどの危険性もあります。

急に遅くなるものではないので慣れてしまっているかもしれませんが一度自分の環境が快適かどうか確認してみてはどうでしょう。

今回記述した内容はあくまでManagementConsole画面の動作が遅い場合の内容となります。
ロボットの動作がスタートしてから終了までに時間がかかる場合には別の要因がありますので
それはまた機会があれば別途記載したいと思います。