【WinActor】プチライブラリの魅力と使い方

皆さんこんにちは!開発エンジニアのYYです。

今回は、開発者様向けの話題として、WinActor公式のアドオンとして提供されている
「プチライブラリ」についてお話ししていきます。

WinActorでロボットを作成している時、「少しややこしいけど、あれば便利だな」と思うような
処理はありませんでしょうか?
開発を進めていると、既存のノードを使っているだけでは痒い所に手が届かない時があると思います。

そんな時に今回の「プチライブラリ」が有効です。

プチライブラリとは

プチライブラリは、WinActorの機能を拡張するためのアドオンとして、
開発元であるNTTアドバンステクノロジ株式会社様より提供されているツールです。

プチライブラリの配布先は、インターネットで「WinActor プチライブラリ」と検索するか、
下記リンクからアクセスしてください。

https://winactor.biz/library/

これは、標準のWinActorには含まれていない特定の機能やアクションを実行できるもので、
ユーザー様の様々な業務ニーズに対応できるようにするものです。

■プチライブラリの使い方

では、WEB上で配布されているプチライブラリをどのように使うかをここからはご説明します。

●ダウンロード

前述の配布元サイトにアクセスし、絞り込み検索などを活用して任意のプチライブラリをダウンロードしてください。

●保存場所はどこ?

ダウンロードしたプチライブラリは特定のフォルダへの保存が必要です。
保存場所は下記の通りになります。

C:\Users\{ユーザー名}\Documents\WinActor\libraries

●WinActorから使用

WinActorを通常通り起動し、「ライブラリ」画面を確認すると上記で取得したプチライブラリが表示されます。
あとは、他のノードと同様にドラッグアンドドロップでシナリオに組み込むことで使用できます。

■プチライブラリで出来ることの一例

・フォルダ削除
・フォルダの存在チェック
・Excelファイルで指定行の最終列を取得
・Excel操作(コピー状態解除) など

■プチライブラリ以外のアドオン

WinActorにはプチライブラリ以外にも公式サイトで配布しているアドオンとして、
スイートライブラリとサブシナリオがあります。

それぞれ、提供件数が多かったり、Microsoft365やGoogle Workspaceに対応した
シナリオだったりといった特徴があります。
プチライブラリで十分な処理が作成できなかった場合にご活用ください。

■最後に

いかがでしたでしょうか?

今回はWinActorのアドオンである「プチライブラリ」について、ご紹介致しました。

プチライブラリを始めとしたアドオンは実際にお客様先での開発でも取り入れる事がありますし、
活用できれば開発の時間を大幅に短縮でき、ロボットのクオリティも上がります。

本記事がロボット開発のお役に立てていれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。