RPAを活用する際のポイントを運用管理者目線でお伝えします!

こんにちは、マネージャーの大泉です。
本日のブログでは、前回のRPA活用に重要な3つのポイントを目線を変えて執筆したいと思います。

運用管理者目線では以下の留意が必要です。

1.ロボット実行時のリカバリプランを準備しているか。
2.手作業時のエラー情報を確認できているか。

他にも作業記録、引き継ぎ、スケジュール、セキュリティなど留意する観点は多々ありますが、
今回は2点に絞ってお伝えします。

・前回執筆したブログ:RPA活用に重要な3つのポイント

運用と開発で協力して作成したロボットですが、安定稼働に至るまでにいくつかの課題が発生しました。

・ダウンロードするデータのフォーマットが変更されている。
・ユーザーが想定しない依頼項目で申請してくる。
・例外データが存在している、インプットが増えている。
・システムの色やボタンの配置が変わっている。

これらは運用では日常的に発生する事です。

手作業であれば関係者へ確認して処置をするだけなのですが、ロボットで自動化している場合は、
こうした例外も作り込みや事後の対処を行う必要があります。
時には手作業による回復処置も必要となります。

また、パソコンのスペックの扱いは非常に難しく、動作時の待機時間や、
待機後の挙動など環境にあわせて設定を変えていく必要もあります。

人が検知していた事がロボットに置き換わると、エラーの発生を起点に
業務コントロール=ロボットの改修をする必要が出るということです。

では、これは作業をRPAロボット化した時のデメリットになるのでしょうか。

はじめにお伝えしたポイントを再度記載します。

1.ロボット実行時のリカバリプランを準備しているか。
2.手作業時のエラー情報を確認できているか。

ポイントが出来ていない状態を人間に置き換えると、作業のリカバリ手段が無く、
エラー情報も把握していない。手作業だったとしても品質が高いとは言えない状態です。

こうした前提の整理が十分ではない状態では、自動化やロボットという言葉への期待と体感する
効果の間に乖離が大きく生じてしまいます。

ここで運用管理者へ視点を変えてみましょう。

運用管理が業務コントロールをする場合は必ずマニュアルに沿ったオペレーショに基づき
変化や違いに気づいた場合は関係先へエスカレーションを行い対応を行います。

ロボット化した業務はルールに基づいて処理を行い、違った場合はエラーとして
処理を停止します。

人が対応するよりも、同じ動作をする性質があり、作業者によって手順がバラバラという事は絶対に起きません。
=この点がロボットの得意とする平準化です。

自身で判断しない事は運用の安全性を担保する上で非常に重要です、運用目線ではこれを
正しさに対する揺らぎに繋がると考えるためリスクと定義できます。

すなわち運用設計に問題があったと言い換えられ、デメリットではないのです。

しかしながら、ロボット化した場合にも打ち手は必要です。

では、どういった対策が有効なのでしょうか。
通常の運用でも同じですが、以下の対策が有効です。

1.いつまでに作業を終える必要があるのか決める。
2.エラー発生後は停止し調査に必要な情報を充実させる。
3.手順が変わった場合は先に進まない。

そのほか、変更管理として付帯影響も確認しておく。

ロボットに組み込んだプログラムが正しいのか、運用管理者は受入れ時に
しっかりと確認しておく必要があります。

運用管理の立場も熟練しているからこそ安定したロボット作りを実現することができるのは
我々の強みだと考えています、近しい課題にお悩みの方はぜひ弊社までお気軽にご相談下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました!