IT未経験者がBizRobo!を約1年触ってみて

みなさん初めまして。今年度入社したTと申します。
3月も残すところあと1日となり、「新入社員です!」と言えるのも明日までかと思うと
少し名残惜しいです。

ただ、1年前の自分と比べると人間的にも技術的にも少しは成長できたと思うので、
2年目もこのまま成長速度を落とさず、頑張っていこうと思います!
あと何より後輩が入ってくるのが楽しみです。

今回の記事では、入社するまでITと無縁だった私がBizRobo!に約1年触れてみて経験した
学び初め・半年・1年ごとのつまずいた点乗り越え方を共有できればと思います。

これからRPAを勉強する方の後押しや
1年でどの程度の仕事ができるようになるかの参考になれば幸いです。

学び始め

BizRobo!のeラーニングを学習後、社内の学習コンテンツの課題ロボットを作成し、
RPAとは何かやBizRobo!の使い方について学習しました。

【つまずいた点】
・「エラーが出る」「思ったようにループしてくれない」等、ロボットが想定した動きを
 してくれなかった時にどこを改修すればよいかがわからない

【乗り越え方】
・解答例が用意されているロボットを作成し、
 エラーや上手くいかないを経験→解決するというサイクルを回す


RPAツールに限った話ではないですが、最初はとにかく実際に手を動かして
「何で上手くいかないんだろう」を考えることが大切だと感じています。

また、最初から自分で「こういうロボットを作りたい」と考え作成することは
RPAを学びたての私にはハードルが高かったので、解答例のある問題に取り組み、
一度自分で作ってみる → 解答と比べる → こういう方法もあるのかと学ぶ
というサイクルを何度も行うことでBizRobo!の各ステップの正しい使い方や
エラーが起きた時に注目する点などを自分の中に蓄積することができました。

BizRobo!LAND(BizRobo!開発者専用コミュニティ)にも演習問題が用意されているので、
練習でロボットを作りたいけどいいお題がない…という方は活用してみてもいいかもしれません。

学び始めて半年

この頃から、上司に助けてもらいながら実際にお客様から要望のあったロボットの開発を行うようになりました。

【つまずいた点】
・保守運用しやすいロボットの作成
これまでは「ある動きを行うロボット」に焦点を当ててロボット作成を行っていましたが、
お客様に提供するとなると「保守や運用のしやすさ」にも注意する必要があります。

【乗り越え方】
・他の方が作ったロボットを見て、他人が見てもわかりやすく保守しやすいロボットとは
 どういったものかを理解する

私が実際に他の方のロボット見させていただき、真似していることを少しだけご紹介します。

□DSだけでなくDAのステップにも名前を付ける
□トライステップに名前を付ける
□ログの頭にエクスプレッションで「shortTime(now())」と記入しログ出力時間も見られるようにする

他の方が作ったロボットを見る機会というのはあまりないと思いますが、
見てみると面白く、新たな発見も多くあるのでおすすめです。

学び初めて1年

最近はロボットの開発に加え、テストや本番環境への移行を行っており、
お客様へのヒアリングにも同行させていただいています。

【つまずいた点】
・ロボットを提出する前にどのようなテストを行えばよいか
エラーによる手戻りを限りなく少なくするためには、多くの可能性を考慮しテストをしなければいけません。これが今現在の私がつまずいている点です。

【乗り越え方】
・扱うツール別のテスト項目を作成する

例)Excel:シート名を変更しても異状なく動作するか
      空欄がある場合でも異状なく動作するか
  Webシステム:強制ログアウトされた際にログインできるか

あくまでその可能性がある場合のテスト項目にはなりますが、
この項目を増やしていき、抜け漏れのないテストができるよう奮闘中です。


まだまだ学ぶことは山のようにありますが、これからも一人前のRPAエンジニアを目指して頑張ります!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。