【Bizrobo!】Clickステップでエラーが出る際のTips

皆さんこんにちは。開発エンジニアのODAです。
現在、RAPを実務で行っていますが、まだまだまだまだ経験が浅く、日々勉強中です。

本記事については、同じ様な所で頭を抱えている方に対して、
少しでもヒントになり、先に進める力となれれば良いなと思い記事にしました!

 

■今回のTips

DeviceAutomation(以下DA)にて、Clickステップを実行した際に、
該当の箇所が上手くクリック出来ていないまま、次のステップに進んでしまい、
LocationFoundn等でエラーが出てしまっている時のTipsです。

DAの「Clickステップ」は以下の3ステップで出来上がっています。

上記のステップ中にある、「MoveMouse」で上手く該当箇所まで、
カーソルが動き切らず、ポインタ到着前に次の「Click」ステップが開始されてしまう事で、
エラーとなってしまうケースがあります。

本Tipsは、そんなエラーを解消する内容となります。

 

■対処方法

実施する事はシンプルで、上記の図にある「LocationFound」にある『Component』と、
「Move Mouse」にある『Component』を同じ内容にし、
ポインタの移動先を、なるべく特定した状態でClickアクションさせる事で、
エラーを発生させにくくします。

<実際の設定方法>
●設定前

●設定後

Location Foundの「Component」を「Ctrl + C」 でコピーし、
MoveMouseの「Component」をクリック、「Ctrl + V」でペーストする。

 

以上で設定は完了です。

あとは、何度かステップをテストし、問題なく稼働するか確認します。

1つデメリットとして、クリックする箇所が変わる等のメンテナンスが発生した際に、
Componentを2箇所修正しなければいけないという手間は発生しますので、
修正漏れに注意が必要です。

いかがでしょうか?

シンプルではありますが、有用なTipsになります。
今後のロボット開発の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。