WinActorに触れてみて感じたこと
こんにちは。開発エンジニアのFです。
自動化推進事業部に配属されてからもう少し1年が経ちます。
配属されてからBizRobo!、UiPath、WinActorの研修を受けた後WinActor、UiPathでの開発を行っています。
今回のブログではWinActorに触れてみて、私が感じたことと便利な機能についてお伝えしていきます!
■WinActorを触れてみて
まず、WinActorを触れてみて最初に感じたことは、「直感的に操作できる!」ということです。
WinActorはあらかじめ用意されているノードという部品を組み合わせて、ロボットを作成してきます。
ノードの名前は日本語で記載されていて説明も手厚いため、ロボット化するためのノードを容易に見つけることができます。
ノードの種類も豊富で様々なことを自動化することができます。
また、プログラミングの知識があれば自分でノードを作成できるところも魅力の1つです。
あらかじめ用意されているノードでロボット化がむずかしい場合、VBScriptを使用してオリジナルのノードを作成できます。
プログラミングと聞くと苦手意識を感じるかもしれませんが、VBScriptの知識がなくても、
メーカがプチライブラリという充実したノードを用意してくれているので安心です。
次に、WinActorの便利な機能を紹介します。
WinActorでは変数を一覧で用事でき、変数を使用しているノードを簡単に見つけることも可能です。
変数使用箇所を一覧表示する2種類の方法を下記に記載します。
1.変数一覧画面で確認
変数一覧画面の「虫眼鏡」ボタンをクリックして、変数参照ツリーを表示します。
次に、変数参照ツリーの「+」ボタンをクリックすると、変数を使用しているノードのIDと名前を表示することができます。
2.変数使用箇所をCSV形式で取得する方法
メイン画面で「ファイル」ボタン→「エクスポート」ボタン→「変数名使用箇所(csv)」ボタンの順でクリックすると、
変数使用箇所をCSV形式で取得することができます。
取得したCSVファイルにはノードのID、種別、名前、コメントと変数名が記載されています。
また、WinActorでは各ノードにIDが設定されているので、ノードがどこに配置されているか簡単に検索することもできます。
WinActorのフローチャート画面内の検索タブをクリックし、検索したいIDを入力します。
「ID:4」のノードが選択されました。
この機能があることで、ロボットがある程度大きくなってもどこで変数が使用されているか簡単に見つけることができます。
■おわりに
今回のブログでは、WinActorを操作してみての感じたことと便利な機能を紹介しました。
少しでも「RPAってどんなことができるの?」「WinActorってどんなツール?」と気になっている方の参考になればうれしいです。
最後までありがとうございました。