UiPathにおける新規シート作成アクティビティ
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初めまして!
今年、新入社員として働きだした開発センターのエンジニアです。
UiPathを使ったRPA開発を始めて、5か月になります。
まだまだ経験は浅いですが、身に着けた知識・技術を忘れないために
また、ここで紹介したことがほかのエンジニアの方の役に立つかもしれない
ということで、RPAに関するナレッジを定期的に掲載したいと思います。
UiPathでExcelファイルに新しいシート追加する
UiPathには新しいシートを作成するためのアクティビティはありません。
しかし、『セルに書き込み(Write Cell)』アクティビティを使うことでシート作成ができます。
『セルに書き込み(Write Cell)』アクティビティはその名の通り、Excelのセルに値を書き込むためのアクティビティですが、
設定の仕方次第で、シートを作成するアクティビティに変化します。
今回はこの『セルに書き込み(Write Cell)』アクティビティを使って、新しいシートを作成しようと思います。
下図は今回の処理のために用意したExcelファイルになります。
ご覧の通り、Sheet1のシートしかありません。
今回はこのファイルにシートを追加していきます。
設定手順
1.『セルに書き込み(Write Cell)』アクティビティを作成します。
2.下図の上部赤枠で指定した部分に新たに追加したいシート名を指定します。
下部青枠で指定した部分には空の文字列を指定します。
※追加するシート名は既にファイル内に存在しないものにしましょう。
3.デバッグ等で実行すると、下図のように新しいシートが作成されました。
このように、Write Cellアクティビティを使うことでシートを作成することができます。
RPA開発においてExcelの操作を自動化することは多々あり、
開発を行う中で、新しいシートを作成しなくてはならない場面は数多くあります。
シート作成のためだけにマクロを使いたくない場合は、ぜひこの方法を試してみてください。