BizRobo!の実はDSで行えるExcel操作3選
皆さんこんにちは。RPA開発エンジニアのTです。
業務上ひたすら座り続けてパソコンを操作することが多いため、
運動する習慣をつけようと思い、体幹トレーニングに通い始めました。
体中筋肉痛でボロボロですが、まずは1年続けられるよう頑張ります。
本題に入りまして、
BizRobo!を用いて開発を行う中で、Excelを操作する場面というのは
多々あると思います。
今回はそのExcel操作の中でもDS上のステップに焦点をあて、
「BizRobo!の実はDSで行えるExcel操作」を3つお伝えしていきます。
1.列の幅設定(行の高さ設定)
対象の列の幅(行の高さ)を指定できるステップ
【ステップ作成方法】
・ステップを挿入>アクションを選択>Excel>列の幅設定(行の高さ設定)
・Excelの列(行)を右クリック>修正>セット>列の幅(行の高さ)
①アクションタブで、列の幅を指定
②ファインダーで対象の列を指定
また、現状の列の幅(行の高さ)は以下の方法で表示できます。
・Excelのセルを右クリック>セルのプロパティを表示
【使用例】
・サイトから数値を抽出し、Excelに転記するロボ
→抽出した数値が8桁以下の場合、列の幅を8に
→抽出した数値が9桁以上の場合、列の幅を12に
2.ハイパーリンク設定
対象のセルにハイパーリンクを設定できるステップ
【ステップ作成方法】
・ステップを挿入>アクションを選択>Excel>セルのハイパーリンク設定
・Excelのセルを右クリック>修正>セット>ハイパーリンク
①アクションタブで、ハイパーリンク先のURLを設定
※[デフォルトのリンクスタイルを使用]にチェックをいれると
対象セル内の文字が 青色下線状態 で表示されます
▽チェックなし
▽チェックあり
②ファインダーで対象のセルを指定
※対象セルに値が記入されていない場合、エラーが発生するためご注意ください。
また、セルからハイパーリンクを抽出することもできるため、
Excel上で記載されているハイパーリンクを抽出→リンク先サイトを操作
という処理も行えます。
【使用例】
・ある条件に当てはまった従業員の情報をサイト上で変更するロボ
→ロボット稼働後に確認用Excelを作成
→規定のURL+従業員IDで作成されるページを
ハイパーリンクとして挿入することで確認作業を容易に
3.パス抽出
対象のセルのパス(シート名+セル番地)を抽出できるステップ
【ステップ作成方法】
・ステップを挿入>アクションを選択>その他>パス抽出
・Excelのセルを右クリック>その他>パス抽出>変数選択
①抽出する変数を選択
②ファインダーで対象のセルを指定
以下の様に変数にセルのパスが抽出されます。
【使用例】
・操作したいセルがExcelごとに異なるロボ
→対象のセルの目印となる項目セルのパスを抽出
→そのセルのパスを基準とし操作する対象セルの番地を設定
以上が「BizRobo!の実はDSで行えるExcel操作3選」となります。
全てご存じでしたでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。