【BizRobo!】フォーマットを有効活用しよう!
みなさんこんにちは!RPAエンジニアのKです。
最近とても暑くなりましたね。
この時期ってこんな暑かったっけ?と疑問になるぐらいの気温になってますよね。
みなさん、熱中症や脱水症状などには命にかかわる大事なことなので
十分気を付けてください。
では本題に入りまして。
「フォーマットを有効活用する」とは一体どういうことなのかを説明します。
BizRobo!には開発フォーマットというものがありません。
UiPathで近いものなら、REFrameworkというものがあります。
REFrameworkとはUiPath社が独自に提供している開発フォーマットみたいなものです。
でもBizRobo!には無い。。。どうしよう。。。じゃあ作るしかないか!
最後に一例を載せていますので、参考にしてみてください。
実は私も経験しているものなのですが、BizRobo!での開発フォーマットは
可能な限り作っておくことをオススメします。
【開発フォーマットを作成するべき理由】
1.開発の工数が削減される
比較的よく使用する処理を独自にフォーマット内に組み込んでおけば、
毎回の開発で新たに作成することはありません。
毎回毎回同じ処理作成するのって結構面倒だと思いませんか?
「あ~、この処理前も作ったな~」って思うことってよくあると思います。
なので1つフォーマットを作成しておくことで比較的開発がスムーズになると思います。
比較的、DSで出来る処理を組み込んでおくことをオススメします。
《作成しておくべき処理の一例》
日付処理、メール送信、ログ出力など
複雑な共通処理は「Snippet(スニペット)」で解決しましょう!
(ページの中盤でスニペットの説明を行っています)
2.処理の統一化
RPAの特徴として、1つの業務を複数人で作成した場合、
十人十色のロボットが完成することが私個人的な意見として醍醐味だと思っています。
他人が作成したロボットを見た時に、
「この処理をこういう風に作成するんや~」
「何でこの処理をこういう風にしたんやろ~」
など様々なパターンで出来上がるのがRPAの開発者として面白い部分だと思います。
なので実際に、1つの処理に複数のパターンがあると、保守などが発生した際に、
改修する箇所が多くなり、大変面倒なことになりますし、改修する時間がかかります。
3.ロボットの安定性の向上
2の内容に付随しますが、処理パターンが複数あることで、
同じ処理に対してバラつきが発生し、改修をせざるを得ない状況になります。
開発フォーマットを作成する際に、1番ベストな(安定する)処理を作成しておくことで、
パターンが1つに絞られ、尚且つ安定したロボットが作成出来ます。
以上のことから開発フォーマットを作成することを推奨したいと思います。
「開発フォーマットを作成する」という作業は時間をかなり必要とします。
なので、開発ルールなどをしっかりと定着させたうえで作成していきましょう。
開発フォーマットと同時に、共通処理などは『Snippet』の作成もオススメします!
【そもそもSnippet(スニペット)ってなに?】
じゃあSnippetには何を設けるの?
BizRobo! には、複数のステップを一つの部品として、複数のロボットで共有することができる
「スニペット(Snippet)」と呼ばれる機能が用意されています。
共通する手順をスニペットにすれば、ロボットの作成や更新をより早く簡単にすることができます。
(引用:BizRobo! ナレッジベース 「スニペット(Snippet)の活用」より
【Snippet(スニペット)には何の共通処理を設けるの?】
例えばよく使用するシステム(基幹システムなど)へのログイン・ログアウト処理は
Snippetで解決しましょう!
Snippetは上記の説明にもある通り、複数のステップを1つの部品として、
複数のロボットで共有することが可能です。
※プロジェクトを跨ぐ場合は、別のプロジェクトでも作成必須
→1つのプロジェクト内で作成しているのであれば、Snippetファイルをコピーして使用可能
よく使用するような共通処理は、Snippetを作成しておくことで、
毎回作成することが無くなり、尚且つ処理が統一化されるというメリットもあります。
もし、Snippet内で使用している処理を変更するようになった場合でも、おおもとのロボット自体を変更することなく、
Snippetの編集のみで済むので、改修もすごく楽になります。
あくまで一例ですがSnippetを作成しておくことはオススメします。
【さいごに】
最後までご覧いただきありがとうございました。
初めにも記載している通り、1つの参考として以下のようなフォーマットを作成しておくことをオススメします。
開発フォーマットを作成する際は、Snippetと一緒に使用する方がいいです!